姿勢の悪さが不調の原因に⁉身体にとって良いこと悪いこと
「姿勢を正しましょう」これは、子供の頃からよく聞くフレーズですよね。きちんとして見える、若々しく見える、といった見た目の印象ももちろん大事なことですが、姿勢を正すことは、実は身体にとってとても大事なことなのです。いい姿勢って何がいいの⁉知っているようで知らない姿勢のお話です。
目次
普段の姿勢を振り返ってみましょう
姿勢の悪さは、”長年の習慣”によるものがほとんどです。
日常生活の中で、何気なくやっていること、思い当たることはありませんか?
まず現代の日常で特に思い当たることは、パソコンやスマホの使用ではないでしょうか。
長時間、背中が丸まっていたり、首が前に傾いた状態に・・・これは、身体にとってかなりの負担がかかります。
他にも、食べる、読む、書く、と考えてみると、人間は基本的に前かがみになる動作が多いことが分かります。
あとは、つい足を組んでしまう、カバンを片側ばかりに持つといった癖や、ヒールの高い靴もバランスを崩してしまう原因になります。
悪い姿勢によって起こる不調
悪い姿勢は、バランスが悪いため、身体に余計な負担がかかり「疲れやすい」状態です。
猫背
猫背は、背筋を伸ばした姿勢を保つための筋力が低下した状態で、健康にも様々な影響が考えられます。
まず、正しくない位置で頭を支えるため、首肩周りの筋肉に負担がかかります。血流が悪くなりますので、首肩こりを引き起こす原因になります。
次に、背中が丸くなることで横隔膜の働きが妨げられ、呼吸が浅くなります。酸素が脳に送られる量が少なくなりますので、集中力の低下を招きます。
また年配の方ですと、常に前のめりの状態で転倒しやすい、といった危険性も考えられます。
反り腰
反り腰は、太ももの裏から骨盤の後ろにつながる筋肉の衰えにより、骨盤が前に傾いてしまった状態で、そのバランスを取ろうとして腰のあたりで反った姿勢のことです。
本来、背中側の筋肉全体で姿勢を支えるはずが、腰周辺の筋肉だけで支えないといけないため、負担がかかります。
慢性腰痛の原因になるほか、女性の方に多いお悩み「ぽっこりおなか」の原因にもなります。
良い姿勢って、身体にとって何がいいの?
正しい姿勢は、見た目が美しいだけではなく、以下のようなメリットがあります。
・身体にかかる負担が少なくなる
・疲れにくい
・内臓の働きがスムーズになる
・血流、代謝が良くなる
など、「見た目」も「中身」も美しく健康になります。
まとめ・良い姿勢を目指して
姿勢は、長年のクセや生活習慣によって積み重ねられたものですので、すぐに改善とはいきません。少しずつ日常生活の悪いクセを見直し、良い姿勢を維持できる身体を目指しましょう。
ちょっと気が付いたときに、腰を伸ばしたり、胸を開いたり、無理のない範囲で継続する事が大切です。
当院では、姿勢調整ストレッチや骨盤調整を含めた「全身整体」を行っております。
自分の姿勢が気になる…、不調が続く…などのお悩みがございましたら、ぜひお試しください。
皆さまの健康のお手伝いができたら幸いです。